愛犬が病気やケガをしていて、愛犬の健康状態の改善のためにリハビリを実施したいと考えている方はいらっしゃるのではないでしょうか。
病気やケガをしたあと、健康な体を取り戻すためにリハビリは欠かせません。しかし、どのようなリハビリを行うことが効果的なのでしょうか?
そこで本記事では、犬のリハビリについて解説します。犬のリハビリといっても、病気やケガの状態によって種類は異なります。愛犬がどのようなリハビリが必要なのか、また自宅でも取り入れられるリハビリ方法についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
リハビリが必要な病気とは?
リハビリは主に、病気やケガの術後の痛みの緩和や機能回復を目的としています。
術後は安静にすることが最適と思いがちですが、実は早期的なリハビリを行うことが最も効果的です。
では、どのような病気がリハビリ対象になるのでしょうか?この章では、リハビリが必要な病気について詳しく解説しますのでぜひ参考にしてみてください。
整形外科疾患
骨や筋肉、腱、靭帯など、身体を動かすことに関わる器官の病気やケガで、先天的な異常がみられる疾患を整形外科疾患と呼んでいます。
整形外科疾患は主に、歩き方がおかしかったり、片方の足や手が地面に着かない、手足の一部が腫れている、抱くと痛がって鳴く、歩行困難などの症状が見られます。
整形外科疾患には以下のような病気や症状が見られます。
- 十字靭帯損傷やその術後
- 膝蓋骨脱臼の術後
- 大腿骨頭頚切除術股関節形成不全
- 肩関節の手術後
- 交通事故の多発外傷
- 骨折脊椎症
- 筋肉の損傷と靭帯捻挫
- 靭帯および関節の手術
- 運動性の低下
神経系疾患
神経系疾患とは、犬の脳や脊髄に炎症が起こる進行性の病気のことです。
交通事故や椎間板ヘルニアによって体全体の神経を集約している脊髄が損傷を受けると、運動障害や排便・排尿障害を起こしてしまいます。
神経系疾患には以下のような症状が見られます。
- 脊椎の手術
- 椎間板疾患(手術適応外のもの)
- 脊椎の外傷(転落など)
- 神経麻痺や損傷
老化・肥満
ダイエットは肥満症というれっきとした病気です。肥満が原因で心臓病や糖尿病などいわゆる生活習慣病になる可能性が高いです。
生活習慣病になると関節症を併発することがあるため、ダイエット目的でリハビリを行い、体の負担を軽くする必要があります。
また、老化によって運動機能が低下したり、動作に関する病気にかかりやすくなってしまいます。そのため、老化防止のためにもリハビリは行うようにしましょう。
リハビリにはこんな効果がある!
リハビリは、今後の生活を支える重要な取り組みといっても過言ではありません。
そのため、病気やケガをしたあとにリハビリを取り入れることは必要不可欠です。リハビリを怠ってしまうと生活の質が下がってしまい、愛犬にとって不自由な生活を送ることになってしまいます。
では、リハビリにはいったいどんな効果が見られるのでしょうか?この章でリハビリの効果について詳しく解説します。
術後の機能回復や痛みの緩和
術後にリハビリを行うことで痛みを緩和したり、機能回復の手助けとなるためリハビリは欠かせません。
リハビリには以下のような効果が見られます。
- 術後の機能回復促進
- 関節可動域や神経機能の維持、改善
- 筋肉の維持、増強
- 術後の痛みの緩和
- むくみの改善
- 老化による運動機能の低下防止
- 体重の減量・管理
術後にあまり休養を長く取りすぎてしまうと筋力が衰えて回復が遅れてしまうため、早めにリハビリすることが望ましいです。
生活の質の維持と向上
さらに、リハビリには生活の質の維持と向上が期待できます。加齢による運動機能の低下を防止したり、適切な体重への減量などの健康維持ができます。
早くからリハビリに取り組むことで、ケガや病気の回復を早めたり、落ちてしまった筋力を向上させることができます。術後にあまり長く休養をとってしまうと、かえって筋力が衰えてしまい、愛犬にとって不便な生活を送ることになってしまいます。
リハビリを行うことで筋肉を良い状態に保つことができ、その結果、生活の質の維持と向上に繋がります。
犬のリハビリにはどんな種類がある?
まず、リハビリを行う前に関節の可動域や筋肉の衰え、歩行困難の有無、神経性の異常の有無などを調べる必要があります。
それによって、どのようなリハビリが愛犬に適しているかを検討し、リハビリ方法を組んでいきます。
この章では、犬のリハビリにはどのような種類があるのかについて詳しくご紹介します。
徒手療法
犬のリハビリには、徒手療法というリハビリ方法があります。徒手療法は、主にマッサージやストレッチをメインにリハビリを行う方法です。
愛犬に合わせて無理なく行うことで、愛犬がリラックスしながら機能改善や維持を図ることができます。
手で優しく愛犬の体に触れながらマッサージを行うことで機能の回復を早めたり、痛みを緩和する効果が期待できます。
運動療法
運動療法には以下のような方法があります。
- 引き綱歩行
- 体重移動
- ダンス運動
- バランスボール
- 補助起立、歩行
これらの運動療法はケガや病気をした犬だけでなく、末長く健康でいるために効果的な方法でもあります。
また、老化によって引き起こされる運動機能の低下防止や体重の適切な減量や管理のためにも有効です。
物理療法
物理療法とは、筋肉の緊張を緩和したり、血液循環の改善や痛みの緩和などを行う療法です。
物理療法は以下のような方法で行います。
- 寒冷療法:患部をアイスパックで冷やすことで、痛みや腫れを和らげる
- 温熱療法:ホットパックで温め、血行をよくして筋肉の緊張を和らげ、痛みの緩和や組織の伸展性を改善
自宅でも簡単にできるおすすめのリハビリ方法
愛犬のために自宅でもリハビリを取り入れたいとお考えの方もいるかと思います。そこで、自宅でも実践できるおすすめのリハビリをご紹介します。
先程説明した徒手療法はマッサージやストレッチがメインの療法となるため、自宅でも簡単に行うことができます。徒手療法は器具が必要ないため、家庭でリハビリを行う際には徒手療法が主流です。
愛犬を優しくマッサージすることで、機能の改善や維持が期待できる他、体に直接触れることで安心感を持たせるとともに、飼い主も体の変化に気付きやすくなるため病気の早期発見にも繋がります。
犬の健康には食事も大事
ここまで、犬の健康維持にはリハビリが欠かせないという話をしてきましたが、犬の健康は食事によっても左右されますので、食事内容にも気遣う必要があります。
犬の年齢や体質、病気などに応じて食事をそれぞれ工夫する必要がありますので、愛犬に見合った食事を与えることが望ましいです。
そこでこの章では、犬の健康を保つ上でどのような食事を心掛ければ良いのか詳しく解説します。
犬に必要な5大栄養素
犬の健康維持には、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルの5大栄養素が欠かせません。それぞれの栄養素の役割は以下のものになります。
- タンパク質:被毛や筋肉、骨などの体を丈夫にする
- 脂質:タンパク質よりも多くのエネルギーを供給できる
- 炭水化物:糖質と食物繊維から構成されていて、運動するエネルギーや腸の動きを活発にする
- ビタミン:体の機能や代謝を調整する効果があり、体調を良い状態に保つ
- ミネラル:骨や歯を丈夫にする。体液や細胞、神経などの機能の調整をしてくれる
総合栄養食のドッグフードが最適
犬の健康維持には、総合栄養食のドッグフードを与えることが最適です。総合栄養食には、犬に必要な栄養素がバランスよく配合されています。
栄養バランスが整った食事を毎食手作りで与えるとなるとなかなか手間がかかり大変です。
そのため、総合栄養食のドッグフードなら手軽に栄養バランスが整えられた食事を摂ることができるのでおすすめです。
栄養豊富なgibi∞one(ジビワン)のドッグフードがおすすめ
手軽に栄養の摂れるおすすめのドッグフードをご紹介します。それは、gibi∞one(ジビワン)のドッグフードです。
gibi∞oneのドッグフードは、低カロリーで栄養豊富なお肉を取り扱っているためおすすめです。また、ジビエの食材本来の力を生かした鮮度と品質にもこだわっています。
この章では、そんなgibi∞oneのドッグフードの魅力をご紹介します。
参考:犬の無添加おやつ・ドッグフード専門店 | 備後ジビエ製作所
品質管理が徹底されている
gibi∞oneでは、処理施設とフード工場併設で捕獲から加工、商品になるまでの全ての工程を行っています。そのため、衛生管理に十分に目が行き届くため高品質な商品を届けることができ、安心です。
また、捕獲後は冷凍車で持ち帰るため、高い鮮度を保ちながら食肉加工ができるところもgibi∞oneの強みといえるでしょう。
各工程に対してそれぞれ専門スタッフが常駐しているため、味や肉質の良いお肉に仕上がります。
様々な健康に適したドッグフードが作られている
gibi∞oneでは、老犬や食欲にムラがある犬でも食欲が湧くようにとペースト状のものやスープを作っています。食欲がなくても食べやすく、さらにしっかり栄養も摂れるためおすすめです。
また、主食や手作りごはんとして使える生肉も用意しています。ご家庭で体に優しい食事を作ってあげたいという方におすすめです。
嚙むことが大好きな愛犬には猪骨や鹿骨のドッグフードが販売されており、歯や顎の筋肉を鍛える効果が期待できます。
愛犬の健康のために積極的にリハビリを取り入れよう
今回は、犬のリハビリについて解説しました。愛犬の健康な体づくりのためにリハビリは必要不可欠であり、将来も丈夫な体で過ごせるように積極的に取り入れていくことが望ましいです。
リハビリだけでなく、5大栄養素を意識した食事を摂ることも大切です。体の中からも健康になっていけるように、栄養バランスを工夫しながら食事を与えるように心掛けていきましょう。
gibi∞oneのドッグフードなら手軽に栄養を摂ることができるためおすすめです。
栄養バランスの摂れたgibi∞oneのドッグフードを食べて、愛犬の健康を守っていきましょう。